ディジタルフィルタ設計サービスの復旧
2022年8月末日よりグラフの表示ができなくなっていたディジタルフィルタ設計サービスを,再び稼働させることができました.さくらインターネットのレンタルサーバ(FreeBSD 13)にSSHでリモートログインして,ユーザのホームディレクトリでソースコードからgnuplotをビルドし直すことができて,一応は動作しているようです.gnuplot-5.4.2.tar.gz を開発元よりダウンロードしてきて,以下のように実行しました.
tar zxvf gnuplot-5.4.2.tar.gz
cd gnuplot-5.4.2
setenv CPPFLAGS '-I/usr/local/include -I/usr/include'
setenv LDFLAGS '-L/usr/local/lib -liconv -L/usr/lib'
./configure --with-readline=gnu --prefix=/home/XXX/YYY
gmake
gmake install
この手順で,/home/XXX/YYY 以下に,bin/,libexec/,share/ などができて,/home/XXX/YYY/bin/gnuplot が動作可能なバイナリになりました.http://www.basekernel.jp/basekrnl/0689 を真似させていただきました.有用な情報を公開下さっておられた合同会社ベースカーネルさまに感謝申し上げます.安価な共有レンタルサーバにもかかわらず,SSHでリモートログインできるサービスを提供下さっているさくらインターネットさんにも感謝いたします.コマンドラインが使えるので,とても便利ですね(ディジタルフィルタ設計プログラムのビルドが必要ですので,コマンドラインは必須です.gnuplotのビルドでは,試行錯誤が必要でした).