研究課題
ソフトウェア無線機を活用した無線信号計測
ソフトウェア無線機を利用することで,数10MHz帯から数GHz帯の無線信号をアンテナから放射して,私どもの実験室内で無線信号処理や各種の計測に関する実験を実施できる時代が到来しました.電波伝搬路のインパルス応答の正確な測定法の確立や,無線信号計測環境の実現などの分野で実証的な研究に取り組んでいます.
- 中村陽斗, 山田洋士, 亀田 卓, “相対遅延差に着目した任意粒度の非整数サンプル遅延の実現," 電子情報通信学会 技術研究報告 スマート無線, vol. 122, no. 400, SR2022-88, pp. 24-31, Mar. 2023(東京工業大学).
- 山田洋士, 中村陽斗, 亀田 卓, “[技術展示]UHDによる時刻・位相同期を利用したソフトウェア無線機USRPの利用方法の紹介“, 電子情報通信学会 技術研究報告 スマート無線, vol. 122, no. 243, SR2022-66, pp. 109, Nov. 2022 (福岡大学).
- H. Nakamura, Y. Yamada, S. Kameda and N. Suematsu, “Performance Evaluation of USRP Software Defined Radio Devices for Rapid Prototyping with Emphasis on Phase and Time Synchronization," FY2021 RIEC Annual Meeting, Tohoku Univ., 2-P07, Feb. 17 2022.
- 中村陽斗, 山田洋士, 亀田 卓, 末松憲治, “UHDによるLO位相同期を適用したUSRP/ドータボード間の位相同期性能評価," 電子情報通信学会 技術研究報告 スマート無線 SR2021-69, vol. 121, no. 345, pp. 46-53, Jan. 2022(オンライン開催).
- 佳山隼也, 山田洋士, 亀田 卓, 末松憲治, “[ショートペーパー]ソフトウェア無線機USRPのための単位サンプル未満粒度の遅延の実現例," 電子情報通信学会 技術研究報告 スマート無線 SR2021-68, vol. 121, no. 345, pp. 43-45, Jan. 2022(オンライン開催).
- Y. Yamada, T. Nakahama and H. Nakamura, “Source Code Release of Own Functional Blocks for GNU Radio Companion that Enables Phase Synchronization of USRP N200 / X300 devices," IEICE 2021 International Conference on Emerging Technologies for Communications, P4-9, Dec. 2021(オンライン開催).
- 山田洋士,中浜智也,"[依頼講演]時間・位相同期に着目したGNU Radio/UHDによるUSRPの利用事例," 電子情報学会技術研究報告 スマート無線, vol. 121, no. 30, SR2021-7, pp. 48, May 2021(オンライン開催).
- 中浜智也, 山田洋士, 亀田 卓, 本良瑞樹, 末松憲治, “ソフトウェア無線機USRP X300を用いた非因果的成分を考慮したチャネルインパルス応答測定," 電子情報通信学会論文誌, vol.J104-B, no.3, pp.199-209, Mar. 2021. 早期公開日 2020年11月9日. DOI: 10.14923/transcomj.2020GWP0019
- 中浜智也, 山田洋士, 亀田 卓, “GNU Radioを用いたUSRPおよびドータボードでの位相同期の実装例," 電子情報通信学会技術研究報告 スマート無線 SR2020-34, vol.120, no.238, pp.74-81, Nov. 2020 (オンライン開催).
- 中浜智也, 山田洋士, 亀田 卓, 本良瑞樹, 末松憲治, “ソフトウェア無線機USRP X300を用いた非因果的成分を考慮したチャネルインパルス応答測定の実現," 電子情報通信学会技術研究報告 スマート無線 SR2020-1, vol. 120, no. 53, pp. 1-8, Jun. 2020 (オンライン開催).
- T. Nakahama, Y. Yamada, S. Kameda, M. Motoyoshi and N. Suematsu, “Implementation and Evaluation of Phase Synchronization of USRP devices in GNU Radio / GRC Environment for Rapid Prototyping," 2019 RIEC Annual Meeting on Cooperative Research Projects, Feb. 21 2020 (東北大学).
- 前野鉄男, 山田洋士, “USRPにおける同期誤差が復調信号に与える影響の検討," 2019年度電気・情報関係学会北陸支部連合大会, C-8, 2019年8月31日 (石川高専).
- 今村仁俊, 山田洋士, “反射波に着目した室内空間センシングの実現可能性調査," 2019年度電気・情報関係学会北陸支部連合大会, C-7, 2019年8月31日 (石川高専).
- 神島実佳, 山田洋士, “USRP / GNU Radio を用いたチャネルインパルス応答の測定結果の検証," 2018年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会(通信講演論文集1) B-17-6, pp.408, 2018年9月13日 (金沢大学).
- 福嶋開人, 神島実佳, 山田洋士, “USRP/GNU Radio環境におけるチャネルインパルス応答測定の実現," 電子情報通信学会技術研究報告, vol. 117, no. 457, SR2017-113, pp. 9-16, 2018年2月28日 (横須賀市).
- 神島実佳, 山田洋士, “ソフトウェア無線環境を利用したBER測定の実現," 平成29年度電気関係学会 北陸支部連合大会, C-7, 2017年9月11日 (富山大学).
炭素繊維素材からの非可聴域音観測と可聴化
炭素繊維素材が破壊する際に生じる非可聴域音の観測と,その可聴化に取り組んでいます.
- 林 優太, 山田洋士, “炭素繊維素材からの非可聴域音観測と可聴化の検討," 電子情報通信学会技術研究報告 EA2019-97, vol.119, no.375, pp.77 – 81, 2020年1月22日 (同志社大学).